種ガン

今さら、って感じではありますが、2週間くらいかけてガンダムSEEDを全話みました。

スパロボとかGジェネとかやってたから大体のストーリーは知ってたんだけど、ちゃんとアニメを全部見たのは今回が完全に初めてです。

まず思ったのが、
ガンダムも変わったな…
ってことですかね。

もう作ってる人達が全然違うから当たり前っちゃ当たり前なんですけど。ファーストガンダムの放送からもう30年くらい経ってるんですもんね。

色々と批判もあったみたいだけど、僕としては結構面白かったと思いますよ。
キャラ人気を狙いすぎてるって言われてるらしいけど、そのおかげでそれぞれのキャラの個性が強くて色々な視点で見れましたしね。
ただ、フレイは正直やりすぎだったかな…。あーゆームダに話をややこしくするだけのキャラは好きくないんですよ。
「響鬼」の桐矢と同じですね。思わず脚本のクレジットに「井上敏樹」っていう名前がないかどうか確認しちゃいますよ。

でもまあ、キャラの個性があるってことでは、ファーストに比べると女の子とかでも見れる作品だったんじゃないでしょうか。　　　　　　　　　　　　　　主人公は美少年だしね
今考えると、ガンダムって結構硬派なアニメでしたからね。昔は。

ですがやっぱり昔のガンダムと比較してしまうワケで。そうすると色々と難点もありましたねぇ。

まずは散々言われてることですが、あまりにも使いまわしのシーンが多すぎるってことですね。
でも別に1話まるまる総集編に使ったりすることは悪いとは思いませんでしたよ。ただ、どうせならラスト周辺にもう一回くらいやっても良かったですね。

とにかく本編中に余計な回想シーンが多すぎるんですよ。ヘリオポリスでキラとアスランが再会するシーンなんて嫌ってほど見せられましたしね。
それでなくてもそんな風に回想シーンがやたら使われるのに、戦闘シーンでも同じカットを何回も使ったりね。
そのせいでモビルスーツの個性ってのはかなり消されちゃってましたね。みんな同じような戦闘パターンでした。
で、あと、これはSEEDに限ったことじゃないんですが、とにかくガンダムが出すぎ！ってとこね。
敵味方ともに、名前がついてるパイロットは殆どガンダムに乗ってたじゃないですか。しまいには量産機までガンダムタイプになっちゃったし。
もうちょっとアイデアをひねって欲しかったですね。昔はガンダム以外にも魅力のあるモビルスーツはいっぱいいましたよ。

余計なシーンと言えば、やたらチューしたり抱き合ったりするシーンがいっぱいあったのも正直ちょっとウンザリでした。
どうみても一発ヤッた後みたいなシーンまであったのはビックリしましたｗ
そういうアニメじゃないんだからね。ちょっとくらいあってもいいのかもしんないけど、これはかなりクドかったです。

なんかグチばっかになっちゃったな…。いやでも作品そのものは面白かったですよ。コレはホントに。
以前のガンダムシリーズのストーリーをなぞってはいるものの、ただ模倣するだけじゃなくって色々と予想外の展開になったりで、続きが気になるって思わせられる話が多かったですね。

ただ、最後の戦闘はちょっと投げやりな印象がありました。ドミニオンと敵対するようになってからは、
敵襲撃→撃退→何の作戦も練らずにまた襲撃→また撃退
の繰り返しでしたからね。
アストレイ3人娘の最後があまりにもお粗末だったり、フォビドゥンガンダムにビーム兵器は効かないのにビーム兵器でばっかり攻撃してたり、どうみても有利なのに「このままではやられる！」とか言ってたり、
はあ？っていうシーンが多かったです。

で、これからはさらに批判の多いDESTINYのほうも見ていきたいと思います。
というかもう1話と2話は見たんですよね。
とりあえずの感想としては…

ルナマリアが可愛い！

今まではガンダムの女キャラは08のアイナが一番可愛いと思ってたんですが、1話だけで塗り替えられましたｗ
赤いモビルスーツと言えば、シャア専用ザク。もしくはジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググでしたが、これからは赤と言えばもうルナマリア専用ガナーザクウォーリアですね。

けって〜い！！（微妙に違。）

S☆Sが黒歴史化しちゃいませんように…

ま、というわけで見ていきます。ルナマリアを。じゃなかった、DESTINYを。

ていうか、最終回での黒のタンクトップ着てた満はかなり可愛かったですよね。