「あした」事件

今日は特に書くこともないので、僕の中学時代の面白エピソードでも紹介しましょうか。


僕のクラスには「クロッチ」と呼ばれている少年がいました。彼はメガネのちょっとオタクっぽい人で、女の子とは無縁なタイプの人でした。
そんな彼も中3の頃は好きな人がいました。相手は同じクラスのSさんです。Sさんは人気のあった女の子で、彼女の事を好きだっていうやつは結構多かったと思います。
そしてクロッチは中3の秋、ついに告白を決意するのですが、本人に直接伝える勇気が無かった彼は電話で告白する事にしました。考えてみたらこの時点で既にちょっとNGですよねw
で、告白当日、クロッチは友達の家に泊まり、そこで告白したそうなんですが、周りの友達がちょっとふざけて煽っちゃったみたいなんですよね。現場にいたわけでは無いので詳しい事はわかんないですけど。で、友達に煽られて調子に乗ったクロッチは何を血迷ったかSさんに連続で10回くらい電話かけまくったんですよ。
そんで最後に

「また明日電話するね〜」

と言って電話を切ったそうですが、彼は夜中の12時になって日付が変わった途端にまたSさんに電話して

「明日になったよ〜♪」

と言って電話攻撃を再開しました。
結局肝心の告白は、したんだかしてないんだかよくわかんなくなってしまいました。



そして後日、クロッチは女の子数人のグループに呼び出され、2度とSにそんな事するな!!ときつく叱られたそうです。


そして、この一連の出来事は『「あした」事件』として僕の周りでは有名なエピソードになりました。
そしてこの話は『電話男』として書籍化され、100万部突破の驚異的なセールスを記録しました(ウソですw)



さすがにこのクロッチの行動を真似するバカはいませんでしたが、中3の頃って結構告白したりとかが流行ってましたね。アイツが告白しただとか、アイツとアイツが付き合ってるだとか、そんな話をよく耳にしました。ちょうどそういうのに目覚める時期なんですね。


え?僕はどうだったのかって??いや僕の話は別にどうでもいいじゃないですかw



最後に。クロッチ、ネタにしてスマン(笑